日本一の八女茶専門店『向抹茶』むこうまっちゃ Mukoh Matcha / Mukou Matcha は、八女茶を分かりやすくご説明、品質の良い八女茶をお客様へご紹介するブランドです。
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私たちが、“お茶”という時、その“お茶”には様々な意味合いがございます。「お茶を飲む」と言うと、日本茶(緑茶)をイメージしますが、「お茶しに行こう。」と言えば、カフェに行き、コーヒーや紅茶を飲みに行く、そんなニュアンスを感じます。では、実際に“お茶”とは?と言われれば、私たちは“お茶”についてどこまで知っているのでしょうか。知れば知るほど奥が深い“お茶”。気軽に「お茶しに行こう。」と言っていた頃と違い、“八女茶(やめちゃ)”に出会ったのを機に、“お茶(日本茶)”に造詣が深まってきましたので、日本が誇る“お茶(日本茶)”について、分かりやすく記していきたいと思います。そして一人でも多くの方が、“本当の日本茶”に興味をもって頂き、飲んで頂くことで、“日本にはこんなに美味しい飲み物があったのだ”ということを知っていただけたり、再確認して頂けたら幸いです。
「お茶しに行こう。」のカフェとしての意味以外で私たちが意味する“お茶”とは、いわゆる“日本茶”のことを指します。そしてその“日本茶”と言えば、次に私たちが知っている“お茶”の名称、“緑茶”を意味します。しかし、この“緑茶”こそ、一言で“緑茶”と言っても、実は驚くほど豊富な種類があるのです。
さて、“緑茶”と言えば、緑色をしたお湯で入れた“お茶”や、近年では“ペットボトルのお茶”も指すように、広く、いわゆる“お茶”を示します。この“緑茶”は、お茶の木からできた“飲み物”を総称しているのですが、“緑茶”には細かく種類が分かれているのを知ると、いろんな“日本茶”、“緑茶”を飲んでみたくなると思います。
煎茶(せんちゃ)とは、私たちが通常よく飲んでいるいわゆる”お茶”、ですね。和食のお店に行くとメニューと一緒に出てきたり、うどん屋さんや、お寿司屋さん、高速のインターやお店、旅館やホテルなどで無料で飲ませて頂く機会が多いので、私たちはよく“お茶”を飲んでいる気になりますよね。しかし、一度でも、本当の“お茶”を嗜んでみると、実は私たちは“本当のお茶”を飲んでいなかったんだ!と思えるほど、味が違うのですね。それなりの価格のする“お茶”を、温度と淹れ方をご存知の方に淹れてもらうと、それはそれは驚く程深く、旨味のある飲み物だということを知らされます。
また、“緑茶”という呼称から私たちは煎茶の色を“緑色”とイメージしていますが、品質のいいお茶には“黄色”に近い色も多いのです。
“深蒸し煎茶”(ふかむしせんちゃ)、“深蒸し茶”は、その名前の通り、“深く蒸したお茶”です。蒸し時間が長いため、甘みのあるまろやかな口当たりで深い色合いのお茶となります。
仕上げ中に選別された茎の部分で作られ、すがすがしい香りがあり軽い味わいです。九州地方では“白折茶”(しらおれちゃ)と呼び、京都では、 “雁が音茶”(かりがねちゃ)と呼ぶようです。
番茶 (ばんちゃ)
香りや茶葉の光沢は少ないですが、軽くすっきりとした風味で食後の一服に最適です。
烏龍茶(うーろんちゃ)
茶葉の酸化発酵を釜炒りによって途中で止めた後、揉捻・乾燥して作られます。
紅茶 (こうちゃ)
茶葉を完全に発酵させた後、揉捻・乾燥して作られます。
甜茶(てんちゃ)
揉まずに乾燥させ茶の葉脈などを除いた破片状のもので抹茶の原料になります。
お茶には、こんなにたくさんの種類があります。茶の発酵とは生葉の中の酸化酵素を働かせることであり、酒や味噌のように微生物を働かせる「酵素」ではありません。緑茶、烏龍茶、紅茶、加工の仕方が違うだけで同じ「茶」という植物から作られています。
煎茶(せんちゃ)
日本の代表的な緑茶で、甘みと渋みが程よく調和して、のどごしがいいです。日本で生産される代表的なお茶・新芽 を蒸した後、揉捻・乾燥して作る。自然光下で栽培し、摘採した茶葉を蒸熱、揉捻、乾燥して製造したもの。日本で生産される茶の約65%を占める。
玉露(ぎょくろ)
高級茶の代名詞で、濃く鮮やかな緑色で、甘くまろやかなうま味があります。星野村の玉露は特に有名です。稲わら、寒冷紗などで茶園の周囲を20日間程度、棚被覆し、日光を遮って栽培した茶葉を製造したもの。
甜茶(抹茶)
揉まずに乾燥させ茶の葉脈などを除いた破片状のもので、抹茶の原料になります。料理にも利用されます。玉露と同様に栽培した茶葉を蒸し、揉まないで乾燥させたもの。てんちゃを臼で挽いて抹茶にする。
冠茶(かぶせちゃ)
玉露や高級煎茶に用います。茶園に直接被覆資材を7~10日被せて栽培した茶葉を製造したもの。
番茶(ばんちゃ)
香りや茶葉の光沢は少ないですが、軽くすっきりとした風味で食後の一服に最適です。古葉や硬い葉を原料として製造したもの。
半発酵茶
烏龍茶(ウーロンちゃ)
葉中の酸化酵素の働きを途中で止めた後、揉捻、乾燥して製造したもの。
発酵茶
紅茶(こうちゃ)
葉中の酸化酵素を十分働かせて製造したもので、出来上がったお茶は褐色~黒色を呈するが、お湯を注ぐと紅色の茶となる。