緑茶の健康秘密を明らかに・ウイルス、がん、ダイエット、うつ、認知症、アンチエイジングに関する作用について
今回は緑茶の素晴らしい健康作用とそのメカニズムを解き明かす旅へとご案内いたします。
緑茶の伝道師、やちりん先生と一緒に、抹茶の深淵を探求していくことにしましょう。
共に歩む読者であり、常に質問を通じて新しい事実を明らかにする陽葵ちゃんも一緒です。
やちりん先生
人格: 博識で親切、ちょっぴりユーモラス。
特性: 世界中の茶葉や健康に関する科学的知識を豊富に持つ。
役割: 記事の中で主に情報を提供する役割を担い、読者に対して教育的な視点から解説する。
背景: 世界を旅し、さまざまな種類のお茶とその健康効果について学んできた。自身もお茶愛好家で、特に抹茶がお気に入り。
陽葵(ひまり)ちゃん
人格: 好奇心旺盛で友好的、思いやりがある。
特性: 一般的な知識は持つものの、抹茶やその健康効果についてはまだ学ぶ途中。
背景: 健康とウェルネスに興味を持っている。新しいことを学ぶことが好きで、特に自分の体と健康に良いものを学びたいと考えている。
このシリーズでは、緑茶の健康効果について解説します。
私たちが扱う主題は感染症(コロナ、風邪、インフルエンザ、免疫)から始まり、がんの予防と治療、ダイエット促進、うつ病(精神疾患)の予防と治療、そして老化予防に至るまで多岐にわたります。
一つひとつのテーマには深く焦点を当て、どのように緑茶がそれぞれの健康課題に対して対処するのかを解き明かしていきます。
目次
陽葵ちゃん「やちりん先生、何を読んでいるんですか?」
やちりん先生「緑茶の成分に関する論文を読んでいるんだ。なんと、これまでに332件もの論文を精読してきたよ。」
陽葵ちゃん「緑茶成分の論文を332件も読んだなんて、すごいですね!それで、どんな情報が得られたんですか?」
やちりん先生「それが今から解説するところだよ。パブメドという医学論文のデータベースで、緑茶成分に関する論文はほぼ全て読破したんだ。
だから、この特集は、一言で言えば”世界で最も緑茶に詳しい特集”といっても過言ではないと自負しているよ。これから、その論文で得られた知見を一般の人たちにもわかりやすく解説していくつもりだよ。」
陽葵ちゃん「そこで、早速やちりん先生、スタートはどこからですか?」
やちりん先生「まずは緑茶の栄養学的プロフィールから始めよう。
それからその成分が我々の身体にどう作用するのかを説明していき、最終的には具体的な健康効果について見ていくことにしよう。
準備はいいか?この旅はとても興味深いものになること間違いなしだよ!」
これから始まる緑茶の健康効果に関する旅は、皆さんが健康についての理解を深め、また抹茶を通じて日々の生活をより健やかなものにする手助けとなることを願っています。それでは一緒に旅を始めましょう!
抗ウイルス(コロナ、風邪、インフルエンザなど感染症)の予防と治療作用について
やちりん先生「陽葵ちゃん、緑茶や抹茶にはカテキンとテアニンという成分が含まれていることを知っていますか?」
陽葵ちゃん「はい、知っています。でも、それがどんな効果があるのか詳しくは知らないです💦」
やちりん先生「では、カテキンとテアニンの抗ウイルス作用について解説します。
このテーマは特に重要で、新しい研究結果も発表されています。」
陽葵ちゃん「それは面白そうですね!どんなウイルスに効果があるんですか?」
やちりん先生「まず、ウイルスと言ってもいろんな種類があります。
研究によると、緑茶のカテキンとテアニンには、以下のウイルスに対する効果があります。
これらの成分には、ウイルス感染症、特に新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、そしてHIVに対する予防や治療効果がある可能性が示されています。」
やちりん先生「これがカテキンの抗ウイルス作用を詳しいメカニズムの解説イラストだよ
このように、カテキンは感染症に対して、予防、抑制、治療になる可能性があるとされています。
緑茶のカテキンとテアニンの抗ウイルス作用は、ウイルス感染の防止および治療の新しい戦略の可能性を開くもので、特に新たな感染症への対応としての可能性が注目されているんです。」
陽葵ちゃん「予防、抑制、治療、、なるほど!感染症の進行をあらゆる段階で防いでくれるってことですか?」
やちりん先生「まさに!感染症の発症、悪化、回復と全てのステージで異なるメカニズムで私たちの体を守ってくれるんだ。」
陽葵ちゃん「それはすごく頼もしいですね!
具体的にはどう作用してくれるんでしょうか?」
やちりん先生「では、カテキンの抗ウイルス作用を分かりやすく解説するね。
まず予防、これはウイルスの感染、発症を事前に防ぐためのものだね。
ウイルスの感染力を低下
ウイルスはスパイク部分という触手のようなもので、体の細胞に引っ付いて感染してくるんだけど、
逆にカテキンは、ウイルスのスパイク部分を覆って、ウイルスが細胞に引っ付きづらくしてくれるんだ。
これがカテキンによる、ウイルスの感染力を低下させるメカニズムだよ。
ウイルスの無効化
さらに、ウイルスのスパイク部分だけでなく、ウイルスの外殻(カプシド)とも特異的に結合できる場合があり、ウイルスの外殻(カプシド)の構造が変化することが報告されているんだ。
カプシドの形状が変わると、ウイルスが宿主細胞に侵入するための「鍵」が変形し、細胞への侵入が困難になる可能性があるんだ。
これは実質的に、ウイルスの無効化と言えるんだ。
細胞の耐久力を上げて感染リスクを低下
ウイルスの標的である、私たちの体の細胞ですが、そう簡単に感染しないように、細胞にも防衛機能があります。
それが細胞膜というものに覆われていて、外的から身を守っているんだ。
カテキンはその細胞膜を保護し、相互作用、機能を調節することによって細胞膜の防御性能を向上させて感染のリスクを低下させてくれるんだ。」
陽葵ちゃん「一概に予防作用といっても、ウイルスの粘着力を減らしたり、ウイルスを変形させたり、細胞の耐久力を上げたり、いろいろメカニズムがあるんですね。」
やちりん先生「そう!私たちの体はとても複雑で精密だし、緑茶成分は本当にいろんな作用を持ってるからね。」
やちりん先生「続いて、感染症(ウイルス)の進行、増殖、悪化について説明するよ。
感染症の悪化、これは体内でウイルスが増殖したり、私たちの体を攻撃して症状が悪化していくことだよ。
ウイルスの増殖抑制
しかし、カテキンは、ウイルスの増殖過程に直接作用し、ウイルスが増殖できなくする作用を持っているんだ。
これにより、ウイルスのRNAまたはDNAの複製が阻止され、ウイルス粒子の増殖が抑制されます。
ウイルスが増殖するためには、特定の酵素が必要で、この酵素がウイルスのDNAやRNAを複製する役割を果たしているんだ。
カテキンがこの酵素の働きを妨げることで、ウイルスの複製が阻止されるわけだよ。
これはまるで、ウイルスのクローン製造機を止めてしまうような効果があるんだ
ウイルス複製の阻害
また、予防の項目で行われた、カテキンによるカプシドの構造変化は、ウイルスの内部の遺伝物質へのアクセスを阻害し、遺伝物質の複製が困難になることもあります。」
陽葵ちゃん「カテキンの作用が、体内でウイルスが増えるのを抑えてくれることで、感染症の進行や悪化を止めることに繋がるんですね!」
やちりん先生「まさしく!ウイルスが体内で繁殖することによって、感染症は悪化してしまうんだ。このウイルス最大の脅威である、繁殖力を抑えられるのはとっても重要なことだよ。」
やちりん先生「では、最後に感染症の治療、回復について説明するよ。
免疫力向上
私たちの体は、健康のために様々な管理がされていますよね。
例えば、ウイルスが体内に入ってきた時、それを除去するために働くもの、それが免疫系です。
カテキンはこの免疫系を援護したり、活性化させる役目も担ってくれているよ。
免疫細胞の活性化
カテキンは、免疫系の主要な細胞であるT細胞やB細胞、マクロファージ、NK細胞などの活性化を促進することが報告されています。
これらの細胞が活性化すると、ウイルスに対する体の自然な防御が強化され、感染の制限できる可能性が高まるんだ。
カテキンが活性化させる免疫細胞(T細胞、B細胞、マクロファージ、NK細胞)は、体内に侵入した異物や病原菌を攻撃することで、体を守ってくれています。
先ず、主要な免疫細胞のことを簡単に説明するね。
T細胞は免疫系の中心的な役割を果たす、ウイルス感染細胞を攻撃します。カテキンはT細胞の活性を高め、ウイルスに対する攻撃を強化することができます。
B細胞は抗体を産生し、ウイルスを標的とする作用を持ちます。カテキンによりB細胞の抗体産生が促進されると、ウイルスの中和が効率的に行われる可能性があります。
マクロファージはウイルス粒子を食べる(貪食)細胞であり、カテキンはこの貪食作用を強化することができます。これにより、ウイルスの除去が促進される可能性があります。
NK細胞(Natural Killer細胞)はウイルス感染細胞を攻撃する能力を持つ細胞で、カテキンの摂取によってその活性も高まると報告されています。NK細胞の活性化は、感染初期にウイルスの拡散を抑制する重要な役割を果たします。
こうした主要な免疫細胞たちをカテキンは強化(バフ)してくれるんだ。
免疫細胞の協調作業を強化
カテキンは、免疫応答に関与する様々なサイトカイン(細胞間通信物質)の産生を促進または調節することができます。例えば、抗ウイルス応答を強化するインターフェロンの産生を促進する効果があります。これにより、ウイルスへの対抗力が向上する可能性があります。
また、同作用によって免疫細胞の協調作業が強化されることがあります。
免疫系の負担を軽減
また、免疫系は、日々膨大な働きをしてくれています。
その一つが、体(細胞)の酸化ダメージです。
しかし、カテキンは強力な抗酸化力により、この酸化ダメージを減少してくれます。これは免疫系の負担を軽減することに繋がるよ。
この抗酸化力によって、免疫系を助けることで、免疫系の健康を維持し、全体的な免疫応答を強化するのに役立ってくれるんだ。
高熱抑制
感染症に罹ったら、熱が出ることがあるでしょう?
感染症に限った話ではないが、体に問題(感染症、怪我、アレルギー、その他諸々)が起こった場合には免疫系がそこで治療してくれていて、その副作用のようなものとして炎症が起きてしまうんだ。
カテキンは、免疫系の強力な治療により起きてしまう炎症を抑える、抗炎症作用というものを持っているんだ。
カテキンの抗炎症作用により、過剰な免疫反応を抑制する効果があります。
これにより、ウイルス感染による炎症の損傷を軽減することができるとされています。
NF-κB経路の抑制
NF-κBは炎症反応を促進する重要な因子で、カテキンはこの経路を抑制し、炎症の暴走を防ぐことが報告されています。
プロ炎症サイトカインの抑制
カテキンはプロ炎症サイトカインの産生を抑制することができ、これにより炎症反応の適切な調整が行われることがあるとされています。
カテキンの抗炎症作用は、体の自然な防御メカニズムが過剰に反応することを抑制する役割を果たします。
感染症に対して免疫系が過剰に反応すると、体内で炎症が起き、これが高熱や他の症状を引き起こすことがあります。
カテキンが特定の炎症反応を抑制することによって、このような過剰な反応をコントロールし、感染症の症状を和らげる効果が期待されます。
この作用は、感染に伴う体温の急上昇や他の炎症関連の症状を抑えるのに役立つと考えられています。」
陽葵ちゃん「わーっ!風邪やインフルエンザに罹った時などに高熱が出て頭が痛くなったりするのは、免疫系たちが治療してくれているからだったんですね、、高熱が出るととてもきついですけど、そんな理由があるなら仕方ありませんね。
でも、高熱を抑えてくれるのは体力や気分的にも助けになりますね。」
やちりん先生「そうだね。さらに、過剰に出てしまう熱を抑えるのは、体力や気分だけでなく、治療の効率も上がるんだよ。
まさに、至れり尽くせりだね。」
陽葵ちゃん「とても勉強になりました!今回学んだことを日常に取り入れてみたいです。」
やちりん先生「そうだね、これまでに話したカテキンとテアニンの効果を最大限に活用するためには、緑茶をどのように摂取すればいいのかを知ることが重要だよ。」
陽葵ちゃん「その通りですね、先生。それでは、私たちはどのように緑茶を摂取すれば良いのでしょうか?」
やちりん先生「そういう意気込みを見ると、私も嬉しくなるよ。でもね、緑茶が万能薬ではないことを忘れないでね。健康的な食事や適度な運動、十分な睡眠も大切だよ。さあ、これで本日の授業は終わりだ。また次回にお会いしましょう。」
以上から、カテキンとテアニンは感染症予防と治療において大きな役割を果たす可能性があることが示されています。
自然界から得られるこれらの成分が、新たな抗ウイルス薬の開発に寄与するかもしれませんね。
陽葵ちゃん「そうですね、これからも緑茶をしっかり飲んで、健康を保つようにします!」
「今後も最新の研究結果に基づいた情報を提供し続けますので、お楽しみに!」
がんの予防と治療
陽葵ちゃん「こんにちは、やちりん先生!前回は緑茶の力で感染症と戦う方法について教えていただきました。今日はどのような話題を学びますか?」
やちりん先生「こんにちは、陽葵ちゃん。今日は緑茶とがんの関連性について話そうと思っているんだ。」
陽葵ちゃん「がん…それは厳しい話題ですね。がんは日本人の死因の第1位だと聞きました。」
やちりん先生「その通りだね。だからこそ、緑茶の成分ががん予防にどのように対策を提供できるのかを理解することが大切なんだ。」
陽葵ちゃん「なるほど、それは興味深いですね。緑茶の成分ががんにどのような影響を与えるのでしょうか?」
やちりん先生「緑茶に含まれる主な成分であるカテキンとテアニンは、がんの発症、成長、進行に対して予防的、抑制的、治療的な効果を持つ可能性があると考えられているんだ。」
陽葵ちゃん「つまり、感染症だけでなく、がんに対しても全般的に防いでくれるってコト!?
もはや免疫系みたいに万能なんですね!
それは具体的にどのような効果なのでしょうか?」
やちりん先生「はい、非常に興味深い研究結果が挙げられていますよ。まずはカテキン、特にエピガロカテキンガレート(EGCG)から始めましょう。
EGCGは、癌細胞の成長を抑えるだけでなく、癌細胞が体内で広がる(転移)のも阻止します。
これらの効果は、特定の癌、例えば表在性膀胱癌や炎症性乳癌、食道癌に対して特に強いです。」
陽葵ちゃん「それはすごいですね!それはどういう仕組みなんでしょうか?」
やちりん先生「EGCGは、癌細胞が増殖したり新しい血管を形成したりする能力を阻害します。
※これは、がん細胞が増殖するための栄養源が作られるのを阻止することになるんだよ。
さらに、DNAのメチル化や酸化ストレスを抑えることが示されています。
メチル化は遺伝子の活性化や不活性化に影響を与え、酸化ストレスは細胞損傷を引き起こす不安定な分子の増加を表します。
※これは、正常な細胞ががん化するのを防ぐ作用だね。」
陽葵ちゃん「がん細胞が増殖するための栄養源、、それは怖いですね。でもEGCGがそれを阻止してくれるなら、とっても頼もしいですね。
しかも、細胞ががん化するのも事前に防げるならより一層安心です。
EGCGは他にも抗がん効果があるのでしょうか?」
やちりん先生「その通りです。
EGCGは、新しい癌細胞を生み出す能力を持つ「幹様細胞」を減少させる効果もあります。
これは特に、乳癌の再発を防ぐ可能性があります。
さらに、EGCGは、さまざまな癌に関与する酵素やタンパク質を阻害する能力も持っています。
これらの阻害作用は、癌細胞の生存や広がりを制御することで、癌の発生を防ぐ可能性があります。
※がんは再発率が高い病気でもあるから、こういった再発抑制の役割もものすごく大事なんだ。」
陽葵ちゃん「一旦整理すると、EGCGはがんの発生、成長、転移、再発を抑制してくれる作用を持ってるって感じでしょうか?
やちりん先生「その通り!まさにそれがEGCGの作用ですよ。」
陽葵ちゃん「それではテアニンはどうなんでしょう?」
やちりん先生「テアニンも癌細胞の成長、自己消滅(アポトーシス)、移動、侵入を制御する効果を示します。
これは、癌の発生と進行に関与する多くのシグナル伝達経路を阻害することによって達成されます。
特に、テアニンは転移性の高い子宮頸がん細胞や前立腺癌細胞の成長と移動を阻止することが示されています。
さらに、肝癌や結腸癌などの消化器系の癌に対する有効性も示されています。」
陽葵ちゃん「テアニンが癌治療に役立つということは、癌の治療法として使われている手段との相互作用もあるんでしょうか?」
やちりん先生「確かにそうです。
テアニンは放射線療法や化学療法の副作用を軽減する可能性があるとされています。
これは、例えば、治療後の体重減少を改善したり、特定の化学療法の有害反応を弱めたりすることによって達成されます。」
陽葵ちゃん「ふむふむ、とっても複雑な作用メカニズムで健康効果をもたらしてくれるんですね!
分かりやすくまとめるとどういう効果が見込めるんですか?」
やちりん先生「これらの情報をまとめて、分かりやすく説明するね。
まず、がんの発症段階での予防だね。カテキンとテアニンは抗酸化作用、抗炎症作用、抗感染症作用を持ち、癌化しやすい細胞の損傷を防ぎ、癌の発生を未然に防ぐ可能性があるんだ。
さらに、癌の成長や進行段階でも役立つ。カテキンは癌細胞が自己の栄養源を確保する能力を阻害し、癌の成長を抑制する。さらに、これらの成分は癌細胞が増殖するためのシグナル伝達を阻害し、腫瘍の発達を抑える可能性がある。
そして、最後に治療段階だね。緑茶の成分は、癌細胞の死を誘導し、腫瘍の成長を抑える可能性があるんだ。これは、カテキンとテアニンが癌細胞の増殖と生存に重要な役割を果たすタンパク質の機能を阻害し、同時に腫瘍抑制因子の発現を促進することにより達成されるんだよ。」
陽葵ちゃん「それは本当にすごいですね!
まるで、がんに対して全面的に戦ってくれているみたいです。」
やちりん先生「そうだね。またがんの治療に関して、他にも有力なサポート能力を持っているよ。カテキンやテアニンといった成分が化学療法や放射線療法の副作用を軽減するという話だね。
化学療法や放射線療法はしばしば強力な副作用を引き起こしちゃうの。しかし、緑茶の成分はこれらの副作用を抑制し、治療効果を強化する可能性があると考えられているんだ。」
陽葵ちゃん「緑茶の摂取が癌予防、抑制、治療に有効である可能性があるということは、とても希望的ですね。」
やちりん先生「その通りです。しかし、研究結果や論文に”可能性”や”示唆”といった表現が使われているように、これらの研究結果は初期段階のものであり、さらなる研究が必要です。
しかし、そんな段階にも関わらず、
臨床や統計といった調査結果でも”日常的な緑茶の飲料者はがんの発症率が低い”といった、研究結果もあることから、特に実用性といった面でも注目されているんですよ。
ええっ!?日常的な緑茶飲用者は、がんの発症者が少ないって統計結果があるなら、
サプリメントや薬といった形にしなくても、効果が見込めるってことですか?
やちりん先生「その通り!良い着眼点ですよ。健康的な生活習慣と組み合わせることで、我々の体は驚くべき回復力と予防力を持つことができます。」
陽葵ちゃん「こんなにも有望な研究結果が挙げられてるなんて、とっても期待できますね。ありがとうございました、やちりん先生。次回も楽しみにしています。」
ダイエット促進
やちりん先生「今回のテーマは”緑茶で自然に体重減:ダイエットの強力な味方!”
こんにちは、皆さん。今回は緑茶とダイエットの関係について学びましょう。緑茶のカテキンとテアニンが体重管理にどのように役立つのかを解説しますね。」
陽葵ちゃん「あ!それは聞いたことあります!ダイエットに効果的な飲み物として、緑茶を愛用してる人がいるってのは”アイドル水”とかで見ました!でも、どのように作用するんですか?」
やちりん先生「それはカテキンとテアニンという成分に秘密がありますよ。カテキンは脂肪の蓄積を抑制し、運動効果の強化や筋肉量の増加にも寄与します。
また、テアニンは代謝調節に影響を与え、インスリン産生の増加や血糖値の調節、脂質やタンパク質の代謝調節などに関与します。」
陽葵ちゃん「そうなんですね!だから緑茶を飲むと、食べたものが脂肪になりにくいって言うんですか?」
やちりん先生「その通り。同じ量を食べても太りにくい人がいると感じたことはありますか?
それは、脂肪の蓄積を自然に抑制する体質も関係している可能性があります。
しかし、緑茶の成分であるカテキンとテアニンも、この脂肪蓄積を抑制する作用を持っているんだよ。」
「あっあります!いっぱい食べてて、同じ運動量なのにスリムな人がいます!
なるほど、脂肪の蓄積を抑制するものがあるなんて、そういった背景があったんですね。」
やちりん先生「さらに、一部の研究では、緑茶のポリフェノールが肥満関連遺伝子を調節し、食欲を抑制する遺伝子やエネルギー消費に関連する遺伝子を活性化し、結果的に体重を減少させることが示されています。」
陽葵ちゃん「なんと、遺伝子レベルでの作用もあるんですね!しかも、ダイエット中に食欲を抑えられるなんて、とっても心強いです!」
やちりん先生「他にも、テアニンは、ストレス反応を軽減し、高血圧を抑制する効果があってね。これにより、ダイエット中のストレスや、肥満による健康リスクを減少させる可能性があるんだよ。」
陽葵ちゃん「ふむふむっ」
やちりん先生「詳しいメカニズムについても説明するね。
まず、カテキンについてなんだけど、新たな研究結果によると、カテキンは血糖、トリグリセリド、全コレステロール、低密度リポプロテインコレステロール、そしてアポリポプロテインBのレベルを下げることができるんだって。それに対して、高密度リポプロテインコレステロール、アポリポプロテインAI、スーパーオキシドディスムターゼ、カタラーゼ、そしてグルタチオンS-トランスフェラーゼのレベルは上昇することが確認されてるよ。
これらの変化は、カテキンが脂質の吸収を阻害し、炎症反応を抑制することによって起こる可能性があるんだ」
陽葵ちゃん「知らない用語がいっぱいですけど、そこから導き出された結論はとっても素晴らしいですね!
さらにカテキンが心血管疾患や2型糖尿病のリスクを下げる可能性があるという話も聞きました。」
やちりん先生 「その通り!さらには抗肥満作用や、内皮機能改善を通して、生活習慣病予防、血液/血管の健康、血糖上昇抑制、血圧抑制、メタボリックシンドローム症候群の予防と治療、ダイエットの味方、健康体型促進、脂肪肝疾患を抑制(有益な体重調節、体重増加、体脂肪率、および内臓脂肪重量が減少)、抗糖尿病といった効果が見込めるのよ。
それに加えて、テアニンも健康に良い影響を与える可能性があるんだよ。新しい研究では、テアニンが高血圧を下げる効果があり、神経伝達物質としての役割を果たし、肝臓のインスリン依存性グルコース出力を改善する可能性があることが示されているんだ。」
陽葵ちゃん「健康作用って、なんだかいっぱい繋がっているんですね。とっても複雑で、いろんな連鎖が起きてるみたいです。」
やちりん先生「そうなんだ!それは、テアニンがSGLT3とGLUT5の発現をダウンレギュレートし、インスリン受容体、ホスホフルクトキナーゼ、インスリン受容体基質のmRNA発現をアップレギュレートすることによって達成されるんだってさ。この結果、テアニンは肥満、インスリン抵抗性、そして2型糖尿病の予防や改善に役立つ可能性があるとされているよ。」
陽葵ちゃん「すごいですね!これらの結果が示すように、緑茶の主成分であるカテキンとテアニンは、健康維持や疾患予防に対して有望な可能性を持っているんですね。」
やちりん先生「まさしく!今後の研究についても楽しみだね!
ただし、これらの研究結果は初期のもので、個々の健康状態や生活習慣によって効果は異なります。だからこそ、適度な運動とバランスの良い食事と一緒に、緑茶を上手に活用していきましょう。」
陽葵ちゃん「なるほど、健康的な生活習慣と組み合わせることが大切なんですね!」
うつ(精神疾患)の予防と治療
やちりん先生「さて、次に進む前に、今回のテーマを思い出してみましょう。それは「カテキンとテアニンの抗うつ作用」です。
皆さん、緑茶の成分が心理的健康にどのように影響を与えるかについて考えたことはありますか?」
陽葵ちゃん「えーと、うーん……お茶を飲むと落ち着きますよね?」
やちりん先生「そう!でもそれは一部でね。もっと広域で複雑なメカニズムがあるんだよ」
陽葵ちゃん「へ〜、あっ!そういえば、受験勉強の時におすすめされてる理由として、抹茶はリラックスしたり、集中力を高めたりする効果があるって聞いたことがあるけど、それ以上に精神的な健康にどのような効果があるのかはよく知らないかな。」
やちりん先生「うんうん!それに加えて、緑茶の主要成分であるカテキンとテアニンは、うつ病の予防と治療において重要な役割を果たす可能性があります。
これから、緑茶の主成分であるカテキンとL-テアニンについて教えてあげるよ。研究によると、カテキンとL-テアニンはうつ病、ストレス、感情的および認知的機能などのメンタルヘルスに良い影響を与えることが示されているんだ。
そして、特に興味深いのが、テアニンは人間の体の中でももっともセキュリティの高い、血液脳関門を通過することができる成分なんだよ。
だから、テアニンは脳の深層部に到達することができるの。
これはテアニンが脳に直接作用し、その機能を改善していくのに大いに関連しているんだ。」
陽葵ちゃん「脳に直接作用して、うつ病の予防と治療!?それはすごいですね!どういった作用があるんですか?」
やちりん先生「これらの成分は、神経保護、抗酸化、抗炎症の効果を持ち、ストレス反応を軽減し、脳化学を調節することで、心理的健康を改善する可能性があります。
特に、カテキンは脳の酸化的損傷を防ぎ、テアニンはストレス反応を抑制する効果があるんだよ。」
陽葵ちゃん「なるほど、だから落ち着くのかもしれませんね。他にはどんな効果があるんですか?」
やちりん先生「緑茶の成分は、脳の健康を維持し、改善する可能性もあります。
これらの成分は、神経細胞の保護、記憶力と認知能力の改善、脳の酸化的損傷の予防など、多くの神経保護効果を示しています。」
陽葵ちゃん「脳を守るんですね!それに加えて記憶力とか認知能力も向上するの!?」
やちりん先生「はい、緑茶の成分は、認知機能を改善することが示されています。
具体的には、言語の流暢さ、作業記憶、注意力などの認知能力が向上する可能性があります。」
陽葵ちゃん「言語の流暢さや作業記憶、注意力も改善するなんて…これは試験勉強中の生徒にもおすすめですね!」
やちりん先生「そして、特にテアニンは、ストレスによる血圧の上昇を抑え、ストレス関連の症状を軽減する可能性があります。」
陽葵ちゃん「ストレスも軽減できるなんて…これは緑茶のパワーを見直さないといけませんね!」
やちりん先生「それだけでなく、緑茶の成分の1つであるL-テアニンは、睡眠の質を改善する可能性があります。
具体的には、入眠時間の短縮や睡眠の持続時間の改善が報告されています。」
陽葵ちゃん「入眠時間の短縮や睡眠の持続時間の改善も…これはすごい!緑茶、毎日飲むべきですね!」
やちりん先生「その通りです、陽葵ちゃん。ただし、大切なことは、緑茶だけに頼らず、バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠といった基本的な生活習慣を維持することも忘れてはいけませんよ。」
陽葵ちゃん「バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠…確かに、それが基本ですよね!それに加えて緑茶を飲む、そんな毎日を目指します!」
やちりん先生「素晴らしい決意ですね、陽葵ちゃん。
さて、今日学んだことを簡単にまとめてみましょう。
緑茶の成分であるカテキンとテアニンは、神経保護、抗酸化、抗炎症の効果があり、うつ病の予防と治療、ストレス軽減、認知機能の改善、睡眠の質の向上に寄与する可能性があるということです。
これらの効果は、個々の体質や生活習慣によるところも大きいですが、緑茶を日々の飲み物として選ぶことは、健康維持に一役買うでしょう。」
陽葵ちゃん「わかりました!体質や生活習慣も大切なんですね。でも、こんなにたくさんの良い効果があるなら、緑茶を選ぶことは間違いなさそうですね!」
やちりん先生「その通りです、陽葵ちゃん。健康的なライフスタイルの一部として緑茶を楽しむことは、精神的な健康を維持する上で助けになることでしょう。それでは、次回も健康について楽しく学ぼうね!」
老化予防
陽葵ちゃん、お茶の時間だよ。今日は特別に抹茶を用意したんだ。
陽葵ちゃん「わー、ありがとうございます!でも、何で急に抹茶なんですか?」
やちりん先生「それでは、我々の体と脳を守り、老化を防ぐための最後の秘訣を教えましょう。それは、なんと、緑茶や抹茶に含まれる成分です。」
陽葵ちゃん「え、本当に先生?緑茶が私たちの脳を若々しく保つの?」
やちりん先生「その通りですよ、陽葵ちゃん。
特に、緑茶や抹茶にはカテキンやEGCGという成分が含まれており、これらは神経細胞の機能を調節し、脳の問題に対抗する力を持っています。
例えば、タンパク質の異常な蓄積、炎症、細胞死、酸化ストレスなどです。」
陽葵ちゃん「細胞死や酸化ストレス…それらは私たちの脳が老化する原因の一部なんですよね?」
やちりん先生「正解です。
さらに、これらの成分は細胞の生存率を高めることができ、特に脳の血流が不足した後に神経細胞を保護する可能性があります。
テアニンという成分もまた、神経保護効果を持ちます。」
陽葵ちゃん「そうなんですね。でも、どうやってそれらの成分が私たちの脳を保護するんですか?」
やちりん先生「鉄のキレート化、ラジカルの除去、生存遺伝子と細胞シグナル伝達経路の活性化、ミトコンドリア機能の調整、ユビキチン-プロテアソームシステムの調整などのメカニズムを通じて発揮されると考えられています。」
陽葵ちゃん「それらの成分があれば、私たちが認知症になる可能性は減るんですか?」
やちりん先生「そうですね。
緑茶やその成分は、神経変性疾患(パーキンソン病やアルツハイマー病など)のリスクを減らし、認知機能を向上させる可能性があります。」
陽葵ちゃん「でも、私たちが本当に認知症にならないためには、どのくらいの量を摂る必要があるんですか?」
やちりん先生「それはまだ研究途中で、確定的なことは言えません。
ただ、定期的に適量を摂取することが大切です。
また、睡眠や適度な運動、バランスの取れた食事などといった生活習慣全体が大切です。」
陽葵ちゃん「なるほど、健康的な生活と一緒に緑茶を楽しむことで、脳の老化を防ぐことができるんですね。」
やちりん先生「その通りです。
そして、緑茶の主成分であるL-テアニンはストレス対策としても有効で、心理社会的ストレスの軽減やストレス関連症状の改善、メンタルヘルスの促進に役立つとされています。」
陽葵ちゃん「すごい!抹茶を飲むことで、脳を守りながらストレスも軽減できるなんて。毎日のティータイムが更に楽しみになりますね。」
やちりん先生「そうですね。健康な生活と共に、抹茶や緑茶を楽しむことで、私たちは老化に立ち向かい、若々しく健康な脳を保つことができます。では、これからも緑茶を楽しみましょう。」
陽葵ちゃん「はい、先生!これからも健康的な生活と共に、美味しい抹茶を楽しみます。」
二人は抹茶を飲みながら、さらなる研究と知識の追求を誓います。老化との戦いは終わらないですが、抹茶を武器に一歩リードしています。
このように、抹茶はその豊富な健康効果で老化防止に非常に有効とされています。また、抹茶には美しい緑色と独特の風味があり、お茶の時間を楽しむだけでなく、健康的な生活を送る手助けをしてくれます。
「夢見る抹茶シリーズ」紹介と飲み方
やちりん先生「今日は、緑茶、特に抹茶の持つ素晴らしい効果について学びましたね、陽葵ちゃん。
それにちなんで、一緒に向抹茶の「夢見る抹茶シリーズ」について学びましょう。」
陽葵ちゃん「はい、先生!ずっと気になってました。どんな商品なんですか?」
やちりん先生「「夢見る抹茶シリーズ」は、福岡県八女地域産の高品質な抹茶を使用した商品ラインナップです。八女地域は、600年以上の歴史を持つ日本有数の緑茶生産地で、水が豊富で肥沃な土壌が特徴です。」
陽葵ちゃん「八女茶!毎年賞を取ってたり、美味しいことで有名ですよね!それぞれの商品はどう違うんですか?」
やちりん先生「ええ、最高級の玉露で何十年と賞を独占しちゃうほど、八女茶は美味しいんですよ。
まず、セレモニアルグレードの「夢見る抹茶(金)」は、一番茶を石臼で挽いた最高品質の抹茶です。次に、プレミアムグレードの「夢見る抹茶(紫)」は、一番茶を使用しており、鮮やかな色と香り、上品な味が特徴です。最後に、製菓用グレードの「夢みる抹茶(緑)」は、二番茶を使用しております。」
陽葵ちゃん「賞を独占、、す、すごいですね…
それぞれが違っていて面白いですね!抹茶にも色々な種類があるんですね!」
やちりん先生「その通りです、陽葵ちゃん。そして何よりも、この抹茶は、カテキンやテアニンなどの成分が豊富に含まれているため、健康に良いだけでなく、味も優れています。八女地域産の高品質な茶葉を使用しているため、まろやかで深い味わいが楽しめますよ。」
陽葵ちゃん「なるほど!健康的で美味しそう!是非、試してみたいです!」
やちりん先生「では、陽葵ちゃん、一緒に飲んでみましょう。
夢見る抹茶は、飲む方法もとても簡単ですよ。
500mlの容器に、この抹茶を1グラム入れて、混ぜるだけ。とても飲みやすい抹茶ができます。
それでは皆さん、向抹茶の「夢見る抹茶シリーズ」をぜひ一度お試しください。そして、その魅力を自身で感じてみてくださいね。」
陽葵ちゃん「わーっお手軽で、簡単で美味しそう!」
終わりに
やちりん先生「以上!緑茶が体に、健康に良いと言われている理由でした!面白かったかな?」
陽葵ちゃん「とっても楽しくて、勉強になりました!健康に良いって言われているのは知っていましたが、具体的なものは全然知らなかったです。
これからは、健康作用についても考えながら緑茶を楽しんでいきたいと思います!」
やちりん先生「それはよかった!
下記は、カテキンやテアニンの研究結果・論文を要約した資料だよ。
興味があったら読んでみてね!」
以下、参照元論文・研究結果の要約/まとめ
カテキンとテアニンのコロナ、風邪、インフルエンザなど感染症の予防と治療作用について詳しい参照元まとめ
抹茶や緑茶に含まれる成分であるカテキン(特にEGCG)とテアニンには、ウイルス感染症に対する予防や治療効果がある可能性が示されています。
EGCGは強力な抗酸化作用を持ち、ウイルスの複製を阻害する可能性があります。また、これらの成分はインフルエンザウイルスやHIVに対する抗ウイルス作用が報告されています。ランダム化プラセボ対照試験では、カテキンとテアニンを含む飲料を摂取した人々のインフルエンザ感染率が低下したとの結果が得られています。
さらに、カテキンとテアニンは免疫応答を調節し、免疫力を強化します。これは、サイトカインの分泌調節や、免疫関連遺伝子の発現調整、さらにはTh1/Th2サイトカインのバランスの改善を通じて行われます。この効果は、茶ポリフェノールがサイトカインストームの発生を減らすという性質と関連しています。
また、カテキンとテアニンの摂取は腸内環境を改善し、腸粘膜免疫を調節する可能性があります。これは消化管が気道と密接に関連していることから、腸内フローラの改善がウイルス感染防止に貢献する可能性があります。
新型コロナウイルスに対しても、これらの成分は有効である可能性があります。EGCGはコロナウイルス酵素とウイルスの複製を阻害する効果が観察されています。また、緑茶抽出物は、ウイルスの感染力を大幅に低下させることが示されています。そして、緑茶のカテキンとその誘導体は新型コロナウイルスの感染力を有意に低下させ、ウイルスの不活性化を助けます。
以上の研究結果から、カテキンとテアニンは免疫力の向上に寄与し、ウイルス感染症への抵抗力を向上させる可能性があると考えられます。これらの成分はウイルスの増殖を阻害し、感染初期段階を阻害する効果があり、特定のインフルエンザウイルスのタイプに対する広範な抑制効果も期待できます。
テアニンはストレス軽減や免疫機能の改善に寄与し、これにより間接的にウイルス感染防御に効果を発揮すると考えられています。一部の研究では、テアニンが運動後のサイトカインバランスの乱れを改善する可能性があります。
最後に、これらの成分は日常的に摂取でき、長期的に使用しても安全であるとされています。したがって、これらの研究結果はカテキンとテアニンがウイルス感染予防に大いに期待できると示唆しています。
抗エイズ活性について
緑茶の主要成分であるカテキンとその一種であるエピガロカテキンガレート(EGCG)は、アンチエイジングや健康維持の効果だけでなく、HIV-1(エイズウイルス)に対する抗ウイルス活性を示す可能性があることが示唆されています。
研究では、EGCGが免疫系白血球であるCD4分子に結合し、これによりHIV-1の糖タンパク質gp120がCD4に結合するのを阻止することが示されています。このメカニズムにより、EGCGはウイルスが細胞に侵入するのを阻止する可能性があります。
この抗ウイルス活性は、試験管内(in vitro)の実験で確認され、EGCGがHIV-1の侵入を阻止しウイルスの増殖を抑制するという結果が得られています。
以上の情報から、EGCGやその他のカテキン類がHIV-1感染の予防や治療に有効である可能性があることが示唆されており、今後の研究において重要な視点となるでしょう。カテキンやEGCGを含む緑茶は、多くの健康効果があるとされていますが、これに抗ウイルス効果が追加されることで、その効能はさらに広がりを見せる可能性があります。
カテキンとテアニン抗肥満作用について詳しい参照元まとめ
カテキンの抗肥満作用
カテキンは、体重や血糖などの一部の健康指標を改善する可能性があります。
具体的には、血糖、トリグリセリド(TG)、全コレステロール(TC)、低密度リポプロテインコレステロール(LDL-C)、およびアポリポプロテインB(ApoB)のレベルを下げることができます。
一方、高密度リポプロテインコレステロール(HDL-C)、アポリポプロテインAI(ApoAI)、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)、カタラーゼ(CAT)、グルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)のレベルは上昇します。
これらの変化は、カテキンが脂質の吸収を阻害し、炎症反応を抑制することによって起こる可能性があります。
また、カテキンは心血管疾患や2型糖尿病のリスクを下げる可能性があります。
これは、カテキンがエネルギーバランスを改善し、脂質生成を抑制し、肥満の進行を遅らせるためです。
テアニンの抗肥満作用
テアニンもまた、健康に対して有益な影響をもたらす可能性があります。
例えば、テアニンは高血圧を下げる効果があるとされています。
また、テアニンは神経伝達物質としての役割を果たし、肝臓のインスリン依存性グルコース出力を改善する可能性があります。
これにより、テアニンは代謝性インスリン抵抗性を改善することができます。
さらに、テアニンは膵臓のベータ細胞の量とインスリンの産生を増加させることが示されています。
これは、テアニンがSGLT3とGLUT5の発現をダウンレギュレートし、インスリン受容体(IR)、ホスホフルクトキナーゼ(PFK)、インスリン受容体基質(IRS)のmRNA発現をアップレギュレートすることによって達成されます。
これらの効果により、テアニンは肥満、インスリン抵抗性、および2型糖尿病の予防や改善に役立つ可能性があります。
これらの結果は、緑茶の主成分であるカテキンとテアニンが、健康維持や疾患予防に対して有望な可能性を持っていることを示しています。
カテキン(特にEGCG)EGCGは、癌細胞の成長を抑えるだけでなく、癌細胞が体内で広がる(転移)のも阻止します。
これらの効果は、特定の癌、例えば表在性膀胱癌や炎症性乳癌、食道癌に対して特に強いです。
EGCGは、癌細胞が増殖したり新しい血管を形成したりする能力を阻害し、さらにDNAのメチル化(遺伝子の活性化や不活性化に影響を与える化学変化)や酸化ストレス(細胞損傷を引き起こす不安定な分子の増加)を抑えることが示されています。
EGCGはまた、幹細胞のように振る舞い、新しい癌細胞を生み出す能力を持つ「幹様細胞」を減少させる効果もあります。
これは特に、乳癌の再発を防ぐ可能性があります。
さらに、EGCGは、さまざまな癌に関与する酵素やタンパク質を阻害する能力も持っています。
これらの阻害作用は、癌細胞の生存や広がりを制御することで、癌の発生を防ぐ可能性があります。
テアニンテアニンは、癌細胞の成長、自己消滅(アポトーシス)、移動、侵入を制御する効果を示します。
これは、癌の発生と進行に関与する多くのシグナル伝達経路を阻害することによって達成されます。
特に、テアニンは転移性の高い子宮頸がん細胞や前立腺癌細胞の成長と移動を阻止することが示されています。
さらに、肝癌や結腸癌などの消化器系の癌に対する有効性も示されています。
テアニンはまた、放射線療法や化学療法の副作用を軽減する可能性があるとされています。
これは、例えば、治療後の体重減少を改善したり、特定の化学療法の有害反応を弱めたりすることによって達成されます。
総括以上の研究結果は、緑茶の定期的な摂取が癌予防に有効である可能性を示しています。
しかし、これらの結果は初期段階のものであり、さらなる研究が必要です。
また、これらの成分がどの程度の量や頻度で摂取することが最も効果的であるか、またそれが全ての人に適用可能であるか等の詳細なガイドラインはまだ明らかになっていません。
カテキンとテアニンの抗うつ作用に関する論文・研究結果まとめ
1.緑茶の成分と抗うつ効果
緑茶の主要成分であるカテキンとテアニンは、うつ病の予防と治療において重要な役割を果たす可能性があります。これらの成分は、神経保護、抗酸化、抗炎症の効果を持ち、ストレス反応を軽減し、脳化学を調節することで、心理的健康を改善する可能性があります。
2.緑茶の成分と脳の健康
緑茶の成分は、脳の健康を維持し、改善する可能性があります。これらの成分は、神経細胞の保護、記憶力と認知能力の改善、脳の酸化的損傷の予防など、多くの神経保護効果を示しています。
3.緑茶の成分と認知機能
緑茶の成分は、認知機能を改善することが示されています。具体的には、言語の流暢さ、作業記憶、注意力などの認知能力が向上する可能性があります。
4.緑茶の成分とストレス反応
緑茶の成分は、ストレス反応を軽減する可能性があります。これらの成分は、ストレスによる血圧の上昇を抑え、ストレス関連の症状を軽減する可能性があります。
5.緑茶の成分と睡眠
緑茶の成分の1つであるL-テアニンは、睡眠の質を改善する可能性があります。具体的には、入眠時間の短縮や睡眠の持続時間の改善が報告されています。
この要約は、緑茶の成分がうつ病の予防と治療、脳の健康維持、認知機能の改善、ストレス反応の軽減、および睡眠の質の改善に役立つ可能性を示しています。
テアニンが持つ脳の老化予防作用に関する論文・研究結果まとめ
1. 脳の老化と神経変性疾患の予防:テアニンは、脳の酸化的損傷や神経伝達物質の不足、神経炎症、細胞死(アポトーシス)を減少させると示されています。また、テアニンとルテオリンの組み合わせがアルツハイマー病の予防に特に有効であり、海馬におけるインスリンシグナル伝達やノルエピネフリンの代謝改善に寄与するとされています。
2. 認知症予防と認知機能への好影響:テアニンは記憶障害を軽減する可能性があり、JAK2/STAT3、M1ムスカリン性コリン作動性受容体、およびERKシグナル伝達を活性化する効果が認められています。
3. 脳梗塞の予防:テアニンは脳梗塞の大きさを有意に減少させると共に、脳虚血に対する神経保護効果があります。酸化グラフェンと結合したテアニンは神経幹細胞の生存、増殖、神経分化を促進し、中枢神経系の損傷治療に寄与する可能性が示されています。
4. 脳損傷の防止:テアニンはグルタミン酸による神経細胞死を防止し、カドミウムによる脳損傷モデルにおいて、脳と血漿中のカドミウムレベルを減少させ、ニューロンの死を防ぐ効果があります。
5. 睡眠の改善:テアニンはリラクゼーション効果を持つとされ、睡眠の質と持続時間を改善する可能性があることが示されています。テアニンとNeumentix(スペアミント抽出物)の混合物は、脳のアセチルコリンとGABAの濃度を増加させ、セロトニンの濃度を減少させることで睡眠を改善する可能性があります。
6. その他の神経保護効果:テアニンはアロクロール1254による神経行動の変化に対する保護効果を持ち、オキサリプラチンによる末梢神経障害の予防において、テアニンとシスチンの組み合わせが有効であることが示されています。
以上の結果から、テアニンは神経保護効果や認知機能向上効果を持つ可能性があることが示唆されています。
また、ストレス対策として、緑茶の主成分であるL-テアニンは心理社会的ストレスの軽減、ストレス関連症状の改善、ストレスの脆弱性の防止、メンタルヘルスの促進、ストレス反応と唾液コルチゾールの反応の減少などの効果を示しています。これらの効果は、テアニンがストレスに対する身体的、精神的な反応を抑え、ストレスから引き起こされる可能性がある脳の問題を防ぐ可能性があることを示しています。
参照元・論文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15157996/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23097345/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22279656/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23883567/
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0096013
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/58/12/58_581106/_article/-char/ja/
引用元論文(カテキンとテアニンの抗ウイルス作用)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32741697/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34209485/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33668085/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35204178/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34960802/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34200327/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17709148/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34341700/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34737551/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34208050/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33588235/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33830908/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28805687/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23072320/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30105263/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30262731/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35291211/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32132384/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27881069/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34578903/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16137775/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23954192/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34209247/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30037024/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29287704/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35144138/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35205982/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35276917/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34943762/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25191312/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16471901/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17157668/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/14610487/
参照元論文(カテキンとテアニンの抗がん作用)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33368980/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29466808/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31652732/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23475480/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19399671/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9591194/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17873830/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27941682/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17686632/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11807163/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17234229/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16652355/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9712707/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16131288/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21538856/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27483305/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21538850/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21538848/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32118296/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24172300/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30205425/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23140294/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24851882/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23840110/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15286468/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21538852/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24172305/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10559550/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28627636/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31805718/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28509991/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11846837/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24039951/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17569617/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17127241/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19472429/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17451194/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17575143/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22280355/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21292466/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11768768/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19002670/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12628518/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21397027/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12494882/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12004708/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20924968/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11259102/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17348027/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19558547/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21199169/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22626556/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17440927/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21538846/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16519995/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16945390/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12591733/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17550753/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21779554/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30857144/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17017850/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19406223/
引用元論文(カテキンとテアニンの抗酸化作用)
カテキン抗酸化
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11351267/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32143309/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35010479/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35204136/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29677167/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11237200/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26773777/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10552751/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10552751/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33375458/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28285951/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17490800/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18837911/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17584048/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12871030/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11809367/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12426080/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32542190/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34502017/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/14519826/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10878235/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28668765/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20869695/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26321324/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20092986/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34624703/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16426710/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19615878/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27634207/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29843451/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21364905/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22229384/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19729851/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29450132/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12223099/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16436093/
テアニン抗酸化
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fnut.2022.853846/full
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12587987/
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0032579119479856
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1751731118002884
参照元論文(カテキンとテアニンの抗炎症作用)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28532672/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23871988/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18796608/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31187838/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21682898/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35260041/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34770980/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31013659/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30400131/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27531904/
引用元論文(抗肥満)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17363366/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24148349/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33343682/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18537694/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17227956/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34836149/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29278293/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12873714/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16713229/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1643098/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27940057/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19107849/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23342006/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21902673/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19390166/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29484120/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21750518/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34925784/
https://tohoku.repo.nii.ac.jp/index.php? action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=131933&item_no=1&attrib ute_id=18&file_no=1&page_id=33&block_id=46
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20156466/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21115335/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22715380/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24314860/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15735368/
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0300908410002841
https://www.cosmobio.co.jp/product/detail/anti-ucp1-antibody-pgi.asp?entry_id=34072
http://hobab.fc2web.com/sub4-Fatty_Acid_Synthesis.htm
http://www.qlifepro.com/news/20210222/diabetes-mellitus-2.html
https://animal.nibiohn.go.jp/j_liver-ucp2a.html
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15738931/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16470636/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27468160/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29595075/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30400620/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31614951/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19932867/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21779555/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17368440/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16159906/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16416476/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30691224/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18716169/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31084513/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18296354/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32635492/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17296491/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25312214/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17906191/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25074392/
引用元論文(カテキンとテアニンの心血管疾患に対する作用)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26065095/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23780706/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23845542/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19751534/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15969262/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16582024/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18691042/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18827581/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22670802/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28933274/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28009849/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25520936/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18815738/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15464042/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17867370/
引用元論文(カテキンとテアニンの高血圧抑制作用)
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1271/bbb.59.615
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0924224499000448
参照元論文(カテキンとテアニンの抗うつ作用、脳機能改善、認知症予防)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213453021001609
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsbpjjpp/27/4/27_177/_article/-char/ja/
https://academic.oup.com/ajcn/article/90/6/1615/4598112?login=false
参照元論文(カテキンとテアニンのリラックス作用)
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jsfa.4373
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0924224499000448
参照元論文(カテキンとテアニンの抗不安作用)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213453021001324
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1756464611000351
参照元論文(カテキンとテアニンの記憶力改善)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/58/12/58_581106/_article/-char/ja/
参照元論文(カテキンとテアニンの抗認知障害)
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0096013
参照元論文(カテキンとテアニンの精神向上作用)
https://link.springer.com/article/10.1023/A:1022490806093
参照元論文(カテキンとテアニンの抗ストレス作用)
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ptr.3456
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0301051106001451?via%3Dihub
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0091305713002207?via%3Dihub
参照元論文(カテキンとテアニンの脳機能保護作用について(脳の老化予防、神経変性疾患予防アルツハイマー予防、パーキンソン病予防、
ハンチントン予防、認知症予防、神経保護効果))
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29495349/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15956814/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16443357/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21368374/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22202078/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15223064/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16470637/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17447435/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15350981/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17640565/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15934936/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17156130/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30174686/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35237381/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35031904/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26643169/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34539831/
https://link.springer.com/article/10.1007/s11064-017-2317-6
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bpb/25/12/25_12_1513/_article/-char/ja/
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0304394000012866?via%3Dihub
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/J157v06n02_02
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1382668916300072
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23870286/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32867388/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32462543/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29783725/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29843466/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29789466/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28465087/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28891114/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34443485/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21425911/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23395732/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15236762/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32957612/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16957869/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35198737/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19850981/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17310319/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32218277/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30187490/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25553449/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31212946/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28899506/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31623400/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27396868/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33419170/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31936294/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28056735/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21040626/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17891480/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17705146/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15157996/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23097345/
参照元論文(カテキンとテアニンの統合失調症予防)
Categories
#worldpeace #japaneseproducts #madeinjapan #japanesegreentea #greentea #matcha #yamecha #fucoidan #seafucoidan #japanesefucoidan #fucoxanthin
最近の投稿
- Unveiling the Secrets of Yame Tea: Why It’s Taking the World by Storm
- Discover the Essence of Authentic Yame Tea and Gyokuro Powder
- Discover the Finest Gyokuro Matcha Green Tea Powder with Mukoh Matcha
- Experience the Purest Gyokuro Matcha Green Tea Powder at Mukoh Matcha
- Discover the Finest Gyokuro Matcha Green Tea Powder at Mukoh Matcha
最近のコメント
- [Koisuruyamecha] “Yame Tea Love Green Tea Bags” White (Sencha) 5g x 20pcs 大ヒット商品 [ 恋する八女茶 ] 煎茶 ティーバッグ(白) に yamechako より
- [Golden Ratio of Green Tea] Yame Tea Green Tea Tea Bags, Award-Winning Tea Garden Leaves, Single Origin Green Tea [ 緑茶の黄金比 ] 八女茶 緑茶 ティーバッグ 受賞茶園茶葉 シングルオリジン緑茶 に 八女茶が大好き より
- [Amashizuku no Hachijuhachiya (Eighty-Eighth Night of Dewdrop)] 100g Hoshino Tea Yame Tea [ 天雫の八十八夜 ( あましずくのはちじゅうはちや ) ] 100g 星野茶 八女茶 に まお より
- [Amashizuku no Tenju (Heavenly Longevity) 100g] Hoshino Tea Yame Tea [ 天雫の天寿 ( あましずくのてんじゅ ) 100g ] 星野茶 八女茶 に happygirl より
- [Amashizuku no Hatsuzumi (First Picking of Dewdrop)] 100g Hoshino Tea Yame Tea [ 天雫の初摘み ( あましずくのはつづみ ) ] 100g 星野茶 八女茶 に お茶が大好き。 より
アーカイブ
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2023年11月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2018年2月
- 2017年9月
- 2015年8月
カテゴリー
メタ情報
タグ
カテゴリー
最近のコメント
- [Koisuruyamecha] “Yame Tea Love Green Tea Bags” White (Sencha) 5g x 20pcs 大ヒット商品 [ 恋する八女茶 ] 煎茶 ティーバッグ(白) に yamechako より
- [Golden Ratio of Green Tea] Yame Tea Green Tea Tea Bags, Award-Winning Tea Garden Leaves, Single Origin Green Tea [ 緑茶の黄金比 ] 八女茶 緑茶 ティーバッグ 受賞茶園茶葉 シングルオリジン緑茶 に 八女茶が大好き より
- [Amashizuku no Hachijuhachiya (Eighty-Eighth Night of Dewdrop)] 100g Hoshino Tea Yame Tea [ 天雫の八十八夜 ( あましずくのはちじゅうはちや ) ] 100g 星野茶 八女茶 に まお より
- [Amashizuku no Tenju (Heavenly Longevity) 100g] Hoshino Tea Yame Tea [ 天雫の天寿 ( あましずくのてんじゅ ) 100g ] 星野茶 八女茶 に happygirl より
- [Amashizuku no Hatsuzumi (First Picking of Dewdrop)] 100g Hoshino Tea Yame Tea [ 天雫の初摘み ( あましずくのはつづみ ) ] 100g 星野茶 八女茶 に お茶が大好き。 より