GI認定 世界一の玉露
八女伝統本玉露
「八女伝統本玉露」は八女市及び周辺市町の中山間地域で生産される生葉を手摘みし、伝統の手法で加工した、香り豊かな「玉露(ぎょくろ)」の最高峰です。玉露は、原料の生葉を生育する間被覆することにより、「覆い香」と呼ばれる特有の香りを有するのが特徴です。一般的には化学繊維資材を用いて被覆しますが、「八女伝統本玉露」の原料生葉は、稲わらや「すまき」という稲わら、葦等を粗く編んだ天然資材を用います。化学繊維資材に比べ、被覆内の温湿度環境が茶芽の生育に好適であり、かつ、「自然仕立て」により茶芽の一つ一つに十分な養分が送られるため、鮮緑色かつ艶が生まれます。一般的な玉露は、茶葉を摘む収穫面を半球状にする弧状仕立てであるのに対して、「自然仕立て」とは自然の茶の樹姿を生かした仕立て法です。また、「手摘み」にすることで、新芽の柔らかい部分のみを均等に収穫することができ、新芽の大きさが均一化されています。うま味成分であるテアニン等のアミノ酸を多く含み、渋味を呈する成分であるカテキン類の含有量が抑制されるため、味は濃厚、「まろやか」で「こく」があります。
「八女伝統本玉露」という名称を付けてもいい商品の基準
「八女伝統本玉露」は、GI認定されており、国に守られている製品です。ですので、「八女伝統本玉露」と名乗れる、または、名称を得ることのできる製品には、厳しい基準が設けられています。日本一の「玉露」の産地「八女」で、明治時代から110年以上も守り続けられている「伝統技法」で生産された「玉露」のみが名乗れる「八女伝統本玉露」の基準を見てゆきましょう。
1. 「自然仕立て」
まず、「八女伝統本玉露」は、私たちが“茶畑”としてイメージするような、背の低い、丸く刈られた“茶畑”では育てられていません。茶芽の一つ一つに十分な養分が蓄えられる「自然仕立て」と呼ばれる技法で育てられます。

「八女伝統本玉露」の茶畑
2. 「棚被覆」
玉露は、新芽が出る頃に茶樹を16日以上被覆することにより、うま味成分であるテアニン等のアミノ酸を多く含み、渋みの少ない香り豊かな茶葉になります。一般的に、この被覆には化学繊維資材を用いますが、「八女伝統本玉露」の場合は、稲わらや「すまき」という稲わら、葦等を粗く編んだ天然資材を用います。化学繊維資材に比べ、被覆内の温湿度環境が茶芽の生育に好適であり、かつ、「自然仕立て」により茶芽の一つ一つに十分な養分が送られるため、鮮緑色かつ艶が生まれます。

八女伝統本玉露の棚被覆
3. 「手摘み」
現代、茶摘みの機械を使って茶葉は摘まれていますが、「八女伝統本玉露」に至っては、新芽を「手摘み」します。「手摘み」にすることで、新芽の柔らかい部分のみを均等に収穫することができ、新芽の大きさが均一化されています。

八女伝統本玉露の手摘みの様子
あまりに美しい「八女伝統本玉露」の茶葉
このように、「伝統的な製法」で作られた「玉露」のみが、「八女伝統本玉露」との名称を付けることができます。ゆえに、「八女伝統本玉露」の茶葉は、美しく、希少で贅沢な品となります。

「八女伝統本玉露」

匠の「八女伝統本玉露」
幻の一滴
「八女伝統本玉露」
高級&高品質「八女茶」
「八女茶」が美味しい理由
年平均気温15.2℃、年間降水量2,019mmであり、立地条件がもたらす朝夕の気温差は、経験則的に高品質茶生産の適地とされる「朝霧の発生」をもたらします。また、気温差が大きいほど、夜間の植物の呼吸が抑えられ、うま味成分であるアミノ酸等の養分が多く蓄えられます。
本物の「八女茶」
受賞茶園のお茶
「八女茶」はどこにでも売っています。だけど、「八女茶」は、日本一高級なお茶ですから、「100% 八女茶(八女産)」は意外と少ないものです。さらに、“シングルオリジン”の「八女茶」は希少です。向抹茶(むこうまっちゃ)は、本物だけにこだわっています。本物、しかも代々続くお茶農家で大切に育てられている希少な「100%八女茶」のみを販売致しております。